体罰に関して

何の気なしにTVをつけたら
太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」
がやっていた。


途中からなのでなんとも言えないのだけど
今回のテーマは「体罰」の様だ
蝶野 正洋からの提案で「体罰は認めます」でディスカッションしていた。


個人的に「体罰」は肯定派
学生時代、普通の人よりも多く叩かれてきたけど
叩かれた先生はよく覚えてる。
中には「先生機嫌が悪いんだな」ってケースもあったけど
大半はオレの事を思ってのピンタだったと思ってる。


記憶は定かではないけど、オレが学生の頃は
ピンタ → 教育的指導 愛のムチ?
グー  → 体罰
な、感覚があった様な気がするし


所謂、オレみたいなヤツは「殴られないと分かんない」
という、単純な理屈からくる。


ただ、全面的に体罰を肯定する気は無い


例えば、小学生の特別学級の引率をたまにしているのだけど
「体罰はOKです」と学校や保護者から言われても
まず、確実にしないと思う
(特別学級の場合、非公式ではあるけど、親から殴ってでも言う事を聞かせて欲しいと個人的に乞われる事がごく稀にある)


これは、オレ個人に決定的に指導者としての経験不足がある。
「指導者としての経験」これ無しには肯定できない


色々考えたけど、生徒に暴力や強制力を振るう事があるとすれば
道路に飛び出し、車に引かれそうな生徒を強引に引き戻すときぐらいしか浮かばなかった
命の危険は何にも変えられないから・・・



そんな中で太田光は反対派の席に座っていた。
印象に残った言葉を簡単にまとめると
(主観がたぶんに含まれてると思うけど・・・)


漫才やってると客が全く笑わず、どうしようもなく、くすぐってやりたくなる時がある
くすぐったら、笑うでしょう
ただ、それをしないのは、仕事に対するプライドがあるから
先生が最終手段で暴力を振るう事を認めてしまうのは非常に怖いし
先生としても仕事上のプライドが傷つくのでは?



非常に納得した展開だった




ただ、体罰に対する先生への風当たりが強くなりすぎると
生徒は先生を舐めるんだよね・・・


実際に「何やっても先生は叩く事も出来ない」なんて
見下している高校生を何人か見てきた。


社会に出たら、確実に苦労すると思うけどなぁ・・・